タリーズコーヒーは、粉10g・湯180ml・90℃・蒸らし30秒から始めると、自宅でも味を整えやすくなります。
タリーズ公式の基本は、1杯につき粉10g、湯150〜200ml、抽出温度約90℃です。本記事では、2026年8月5日時点の公式情報と、僕が家庭抽出で試してきた調整方法を明確に分けて解説します。
タリーズコーヒーをおいしく入れる最短5ステップ
初めて入れる人は、まず次の条件をそのまま試してください。
項目 タリーズ公式の基本 筆者の初心者向け基準
コーヒー粉 10g 10g
お湯 150〜200ml 180ml
温度 約90℃ 90℃
挽き目 ペーパー用 中細挽き
蒸らし 30〜60秒など 30秒
水 水道水・軟水など 浄水した軟水
180ml、蒸らし湯25ml、蒸らし30秒は、タリーズ公式の唯一の指定ではありません。
公式が示す範囲の中から、家庭でも濃さを判断しやすい出発点として僕が選んだ条件です。
手順は次の5つです。
1. ドリッパー、サーバー、カップをお湯で温める
2. 中細挽きのコーヒー粉10gを量る
3. 約25mlのお湯で粉全体を湿らせ、30秒蒸らす
4. 中心付近へ数回に分け、合計180mlまで注ぐ
5. 目標量に達したら、落ち切る前にドリッパーを外す
細口ポットがなくても入れられますが、お湯を細く注げる器具があると、粉の一部分だけへ大量の湯が当たるのを防ぎやすくなります。
最初から完璧な円を描こうとしなくて大丈夫です。
量、温度、時間の3つをそろえることのほうが、見た目の美しい注ぎ方よりも、家庭では味の再現につながります。
タリーズコーヒーのおいしい入れ方に公式基準はある?
タリーズ公式が示す基本は、150〜200mlのお湯に対して粉10g、抽出温度は約90℃です。
ただし、これは全商品を同じ味に仕上げるための固定レシピではありません。豆、挽き目、抽出器具、好みに応じて調整するための基準点です。
粉10gに対してお湯150〜200mlが基本
公式の「タリーズ流 コーヒーの美味しい淹れ方」と「抽出のポイント」では、1人分の基本として、カップ1杯分の150〜200ccに対して粉10gが案内されています。
150mlなら濃いめ、200mlなら軽めに感じる可能性があります。
僕が最初の一杯に180mlをすすめるのは、公式範囲のほぼ中央であり、次に170mlへ減らすか、190mlへ増やすかを判断しやすいからです。
なお、薄くしたいときに抽出を長く続けると、飲みやすい濃度になる前に、舌へ残る苦味や渋みまで増える場合があります。
タリーズ公式でも、薄く飲みたい場合は、適量の粉で抽出したコーヒーへ後からお湯を足す方法が案内されています。
お湯の温度は約90℃から始める
タリーズ公式は、基本的な抽出温度として約90℃を示しています。
公式ページでは、それより高温になると苦味が強くなり、80℃以下になると酸味が強くなる傾向があると説明されています。ただし、実際の味は豆の焙煎度、挽き目、器具、抽出時間にも左右されます。
したがって、「高温なら必ず苦い」「低温なら必ず酸っぱい」という意味ではありません。
家庭ではまず90℃で入れ、苦味が強すぎる場合だけ87℃前後へ下げる、香りが弱く水っぽい場合は少し高くする、という順番が分かりやすいでしょう。
温度計がない場合は、沸騰したお湯をやかんからドリップ用ポットへ移し替える方法が公式に紹介されています。
ただし、ポットの材質、室温、湯量によって温度の下がり方は変わります。
毎朝の味をなるべくそろえたい人は、温度計か温度調節機能付きケトルを使うと確認しやすくなります。
水は浄水した軟水から試す
タリーズ公式は、コーヒーの約99%を占める水が、味わいへ大きな影響を与えると説明しています。
水道水を使う場合は、浄水器を通した水などが選択肢として挙げられています。軟水はマイルドに仕上がりやすく、コーヒー豆の特徴が表れやすいとされています。
もっとも、特別な水を用意しなければおいしく入れられないわけではありません。
においの気にならない水道水でも始められます。普段の水で入れた味を覚えてから浄水や軟水と比べたほうが、水による違いも理解しやすくなります。
ペーパードリップの挽き目はなぜ表現が違う?
タリーズ公式の各ページでは、ペーパードリップ用の挽き目が次のように案内されています。
タリーズ公式ページ ペーパードリップの表現
タリーズ流 コーヒーの美味しい淹れ方 中細挽き
いろいろな抽出器具と使い方 細挽き〜中挽き
家カフェスタイル 中挽き
それぞれの公式ページで表現に幅があります。
これは、直ちにどれか一つが間違っているという話ではありません。
「中挽き」や「中細挽き」には、すべてのミルに共通する絶対的な粒径があるわけではなく、ミルや販売店によって示す粗さが異なるためです。
購入時に挽いてもらう場合は、粒度名だけでなく、「ペーパードリップで使います」と伝えるのが確実です。
自宅のミルでは中間付近から始め、次のように調整します。
- 落ちるのが遅く、苦味や渋みが強い:少し粗くする
- 落ちるのが速く、香りが弱く水っぽい:少し細かくする
- 味は濃いが香りが乏しい:湯温や抽出時間も確認する
- 後味だけ重い:最後まで落とし切っていないか確認する
挽き目の名前を暗記するより、お湯の落ち方と飲んだ結果を一緒に見ることが大切です。
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タリーズコーヒーをペーパードリップで入れる詳しい手順
ここからは、公式の基本を家庭用の180mlレシピへ落とし込んで解説します。
用意するものは次のとおりです。
- ペーパードリッパー
- ペーパーフィルター
- サーバーまたは耐熱カップ
- 細口ポット
- コーヒースケール
- タイマー
- 中細挽きのコーヒー粉10g
- 約90℃のお湯180ml
- 器具の予熱に使うお湯
1.ドリッパーとカップを温める
ペーパーフィルターをドリッパーへセットし、お湯を通してドリッパー、サーバー、カップを温めます。
予熱に使ったお湯は、コーヒー粉を入れる前に捨ててください。
冷えた器具へ抽出すると、カップへ注いだ時点で温度が大きく下がり、香りの立ち方や口当たりが変わります。
フィルターへの湯通しについては、紙やドリッパーのメーカーが別の使い方を指定している場合、その説明を優先してください。
2.コーヒー粉10gを量って平らにする
中細挽きの粉10gをフィルターへ入れ、ドリッパーを軽く揺すって表面を平らにします。
粉が大きく傾いていると、お湯が低い側へ集まりやすくなります。
強くたたいたり、粉を押し固めたりする必要はありません。表面の山をならす程度で十分です。
計量スプーンでも入れられますが、同じ一杯分に見えても、焙煎度や豆の密度によって重さは変わります。
味を再現したい場合は、スプーンの杯数より、スケールで量った10gを基準にしてください。
3.約25mlを注いで30秒蒸らす
粉の中心から少量ずつ注ぎ、乾いた粉が残らないよう全体を湿らせます。
この家庭用レシピでは、合計180mlのうち約25mlを蒸らしに使い、30秒待ちます。
タリーズ公式では、ペーパードリップの蒸らし時間として30〜60秒、別の公式ページでは30秒前後が紹介されています。
新鮮な豆では、粉がふわりと持ち上がり、甘く香ばしい湯気が立つことがあります。
ただし、膨らみが小さいだけで豆の品質を断定することはできません。焙煎度、挽き目、保存期間、注湯量によって膨らみ方は変わります。
4.中心付近へ数回に分けて注ぐ
蒸らしが終わったら、中心付近で小さな円を描くように注ぎます。
タリーズ公式では、中央で「の」の字を描くように注ぎ、抽出中のお湯をなるべく切らさない方法が紹介されています。
家庭では、スケールの表示を見ながら次のように進めると管理しやすくなります。
- 蒸らし:合計25ml
- 1回目:合計80mlまで
- 2回目:合計130mlまで
- 最後:合計180mlまで
数ml単位で完全に一致させる必要はありません。
フィルターの紙だけへ大量のお湯を当てず、コーヒー粉がある範囲へ静かに注ぐことを意識してください。
注湯と注湯の間は、表面のお湯が完全になくなるまで待たず、水位が少し下がったところで次を注ぎます。
ただし、ドリッパーによって湯の抜け方は大きく違います。抽出速度に関する説明は万能な法則ではなく、使用器具の中で味を比べるための目安です。

5.目標量に達したらドリッパーを外す
サーバー内の抽出量が目標に達したら、ドリッパー内にお湯が残っていても外します。
タリーズ公式の「いろいろな抽出器具と使い方」と「家カフェスタイル」でも、必要量がたまったら最後まで落とし切る前にドリッパーを外す方法が紹介されています。
サーバーを使った場合は、軽く回すか、清潔なスプーンで静かに混ぜてからカップへ注ぎます。
抽出液は最初から最後まで同じ濃度ではないため、混ぜることでカップ全体の味を均一にしやすくなります。
抽出後は、砂糖やミルクを加える前に一口だけブラックで確かめてみてください。
鼻へ抜ける香り、舌に触れた苦味、飲み込んだ後の重さ。その三つを見ると、次に変える条件を選びやすくなります。
ハウスブレンドとフレンチローストの入れ方はどう変える?
ここでは、タリーズの代表的な2商品を使った家庭向けの調整例を紹介します。
タリーズ全商品の公式レシピではなく、公式の商品説明を手掛かりにした筆者の調整例です。
ハウスブレンドは90℃・180mlから始める
タリーズのハウスブレンドは、ほどよいボディ、すっきりとした酸味、スムースな飲み口を特徴とする定番ブレンドです。
2026年7月27日に更新された公式記事でも、酸味や苦味、軽さや重さのどれか一つを突出させず、全体の調和を目指したブレンドだと説明されています。
僕はこの均衡のよさから、ハウスブレンドを家庭抽出の基準を作る豆として使いやすいと考えています。
最初は次の条件です。
- 粉量:10g
- 湯量:180ml
- 温度:90℃
- 挽き目:中細挽き
- 蒸らし:30秒
軽すぎる場合は、温度を動かす前に湯量を170mlへ減らします。
後味が重い場合は、湯量を190mlへ増やすか、挽き目をわずかに粗くします。
フレンチローストは苦味が強ければ温度を下げる
フレンチローストは、タリーズの中で最も深くローストされたコーヒーで、リッチでスモーキーな香りが特徴とされています。公式ではアイスコーヒー用の豆としても推奨されています。
まずは公式基準に合わせ、10g、180ml、90℃で味を確認してください。
スモーキーな香りよりも舌に残る苦味が先に強く出る場合は、粉量と湯量を変えず、温度だけを85〜88℃程度へ下げます。
ミルクを加える予定なら、160〜170mlで少し濃いめに抽出する方法もあります。
ただし、「深煎りだから必ず低温」「ミルクを入れるなら必ず170ml」という決まりではありません。飲み方に合わせて比較するための出発点です。
筆者の比較試飲ではどう変わった?
以下は、僕が家庭抽出で使用している条件をそろえ、ハウスブレンドとフレンチローストを比較したときの記録を整理したものです。
科学的な官能評価やタリーズ公式の試験結果ではなく、家庭で再現するための筆者の試飲メモとしてご覧ください。
共通条件は、円すい形の1〜2杯用ペーパードリッパー、同じペーパーフィルター、浄水した軟水、粉10g、蒸らし30秒です。
豆 温度 湯量 挽き目 抽出時間の実測例 筆者が感じた傾向
ハウスブレンド 90℃ 180ml 中細挽き 約2分25秒 酸味、香ばしさ、ボディの均衡が取りやすい
ハウスブレンド 90℃ 170ml 中細挽き 約2分20秒 密度が増し、酸味が丸く感じられた
フレンチロースト 90℃ 180ml 中細挽き 約2分30秒 スモーキーな香りと苦味がはっきり出た
フレンチロースト 87℃ 180ml 中挽き寄り 約2分20秒 刺激がやわらぎ、甘い余韻を拾いやすかった
抽出時間は、同じ10gと180mlでも、ドリッパー、フィルター、ミルの粒度、注ぐ速さによって変わります。
したがって、「2分25秒なら成功」と考えるのではなく、前回より何を変え、その結果どう感じたかを比べるための数字として使ってください。
僕の記録では、ハウスブレンドは公式の90℃付近で全体の均衡を確認しやすく、フレンチローストは温度を数℃下げると、強い苦味の奥にある甘い香ばしさが見えやすくなりました。
この違いは、どちらが上という話ではありません。
朝にすっきり飲みたいのか、午後に焼き菓子と合わせたいのか、ミルクを加えたいのか。飲む場面によって心地よい答えは変わります。

苦い・酸っぱい・薄いときはどう調整する?
味が合わないときは、豆をすぐに買い替える前に、一回の抽出につき一項目だけ変えてください。
複数の条件を同時に変えると、どの変更が味へ影響したのか分からなくなります。
飲んだ印象 最初に変える条件 想定する変化 元へ戻す目安
苦味や渋みが強い 温度を3℃下げる 刺激をやわらげる 香りやコクまで弱くなった
後味が重い 挽き目を少し粗くする 抽出を軽くする 水っぽくなった
酸味が鋭く水っぽい 挽き目を少し細かくする 成分を引き出しやすくする 苦味や渋みが増えた
全体に薄い 湯量を180mlから170mlへ 濃度を高める 重く飲みにくくなった
全体に濃い 抽出後に少量の湯を加える 濃度だけを調整する 香りがぼやけた
苦味や渋みが強い場合
最初に、沸騰直後のお湯をそのまま注いでいないか確認します。
公式の目安は約90℃です。100℃近いお湯を使っている場合は、まず温度を整えてください。
90℃前後でも苦い場合は、次の一杯で温度を87℃程度へ下げます。
それでも舌が乾くような渋みが残る場合は、温度を固定したまま挽き目を少し粗くするか、抽出終了を早めます。
酸味が尖り、水っぽく感じる場合
果物を思わせる香りと一緒に感じる酸味は、豆の個性である場合があります。
一方、香りや甘さが弱く、水っぽいのに酸味だけが残る場合は、十分に成分を引き出せていない可能性があります。
まずは挽き目を少し細かくしてください。
次に試すなら、湯量を180mlから170mlへ減らすか、温度を2〜3℃上げます。一度にすべて変更せず、結果を一杯ずつ確かめます。
薄くて物足りない場合
10gと180mlで薄い場合は、次の一杯を170mlにします。
それでも軽すぎる場合は、粉を11gへ増やすか、挽き目をわずかに細かくします。
抽出時間だけを大幅に延ばして濃くしようとすると、香りや甘さだけでなく、好ましくない苦味まで強く感じる場合があります。
まずは湯量を10ml動かす。その小さな変更のほうが、原因を追いやすくなります。
濃すぎる場合
濃すぎる場合は、次回の湯量を190〜200mlへ増やします。
すでに抽出を終えているなら、カップへ少量のお湯を足してください。
これは、適量の粉で抽出した後に湯を加えて薄くするという、タリーズ公式の考え方にも沿っています。
ドリッパーへ追加のお湯を注ぎ続け、すべて落とし切る必要はありません。
香りが心地よいところで抽出を終え、濃度はカップの中で整える。そのほうが、味の輪郭を保ちやすくなります。
豆・粉・抽出器具はどう選べばいい?
家庭での飲み方に合わせれば、豆のままでも粉でも間違いではありません。
飲む直前に挽く時間を楽しみたい人には豆、朝の手間を減らしたい人には粉が向いています。
豆のまま購入する場合
豆は、飲む直前に必要量だけ挽けることが利点です。
タリーズ公式は、保存時に温度、湿度、直射日光、酸素へ注意し、涼しく乾燥した暗い場所で密閉保存することを案内しています。
風味を楽しむための量の目安として、挽いた粉は1週間前後、豆のままなら2週間前後で使い切れる量が推奨されています。これは商品の賞味期限ではなく、風味を保ちやすい期間の目安です。
冷蔵や冷凍で長期保存する場合は、数日分ずつ小分けして密閉し、結露や冷蔵庫内のにおいにも注意してください。
粉で購入する場合
粉は、ミルを用意せずすぐに抽出できるのが魅力です。
店舗で挽いてもらう場合は、「普通にしてください」ではなく、使用器具を伝えます。
- ペーパードリップ用
- コーヒープレス用
- メタルフィルター用
- エスプレッソ用
タリーズ公式では、ペーパードリップは中細挽き、細挽き〜中挽きなど、コーヒープレスは極粗挽き、エスプレッソは極細挽きと案内されています。
開封後は袋の空気をできるだけ抜き、密閉して、高温多湿と直射日光を避けます。
豆を挽くことが負担になって飲まなくなるより、粉を正しく保存し、毎回10gを量って入れるほうが、暮らしには自然になじむこともあります。
フレンチプレスで入れる場合
タリーズ公式のフレンチプレスの手順では、器具を温め、極粗挽きの粉へ少量のお湯を注いで約30秒蒸らします。
その後、残りのお湯を加えて軽く混ぜ、4分待ってからプレスをゆっくり押し下げます。強くかき混ぜると苦味が出やすいという注意も示されています。
ペーパーフィルターと比べ、金属フィルターを使うプレスは、コーヒーオイルを含んだ厚みのある味になりやすい器具です。
同じハウスブレンドでも、ペーパーではすっきり、プレスでは丸みのあるコクを感じるなど、器具による違いを楽しめます。
タリーズ公式の数字を家庭でどう生かす?
ここからは僕の考察です。
タリーズ公式の10g、150〜200ml、約90℃は、変更してはいけない完成形ではありません。
味が迷子になったときに戻るための、一杯の住所だと僕は考えています。
家庭で味が安定しない原因は、技術の不足より、前回の条件が分からないことにあります。
ある日は粉が山盛りで、別の日は少なめ。ある日は沸騰直後で、別の日は長く冷ましたお湯。その状態では、おいしかった理由も、苦かった原因も見えません。
まず10g、180ml、90℃をそろえる。
そのうえで、湯量を10ml、温度を3℃、挽き目を一段階だけ変える。すると、数字と舌の感覚が少しずつ結びつきます。
ハウスブレンドは、酸味、苦味、ボディの均衡を確認する基準になりやすい豆です。
フレンチローストは、温度を下げたときにスモーキーな香りと苦味の関係がどう変わるかを確かめやすい豆です。
これは単なる豆別レシピではありません。
商品の味の説明を読み、抽出条件へ翻訳する方法です。
「すっきり」「華やか」と書かれた豆なら、長く抽出しすぎず、その香りを残す方向を考える。
「深いボディ」「スモーキー」と書かれた豆なら、重すぎるときに温度や挽き目を調整する。
商品説明を飲む前の宣伝文句として終わらせず、入れ方を決める地図として読む。ここに、自宅でコーヒー豆を選ぶ楽しさがあります。
僕は学生時代から複数のコーヒーチェーンの現場に入り、豆、器具、接客、提供速度の違いを見てきました。
そこで何度も感じたのは、おいしいコーヒーは高価な器具だけで生まれるのではなく、同じ条件を再現しようとする小さな丁寧さから生まれるということです。
朝は180〜190mlで軽やかに。
焼き菓子と合わせる午後は170〜180mlで輪郭を残す。
ミルクを加える日は160〜170mlで少し濃くする。
それぞれ公式の豆別指定ではありませんが、生活の場面から入れ方を考えると、コーヒーは急に自分のものになります。
細口ポットをテーブルへ置いた瞬間、部屋に残る甘く香ばしい空気。
その数分は、正解を当てる試験ではなく、自分が今日どんな味を心地よいと感じるかを確かめる時間です。
一杯のコーヒーが、今日のあなたの選択をそっと後押ししてくれる。
その一杯は、粉を量り、お湯の温度をそろえ、香りが開くのを待つところから始まります。
まとめ
タリーズコーヒーのおいしい入れ方は、公式の粉10g、湯150〜200ml、約90℃を基準にします。
初めてのペーパードリップなら、次の条件から始めてください。
- 中細挽きの粉10g
- 浄水した軟水180ml
- 湯温90℃
- 蒸らし湯約25ml
- 蒸らし30秒
- 合計180mlに達したら落ち切る前に外す
ハウスブレンドは90℃、180mlで全体の均衡を確認しやすく、フレンチローストは苦味が強い場合に85〜88℃を試す余地があります。
味が合わない場合は、一度にすべてを変えません。
薄ければ湯量を10ml減らす。苦ければ温度を3℃下げる。落ちるのが遅ければ挽き目を少し粗くする。
公式基準へ戻れるようにしておけば、一杯ごとの小さな違いが、失敗ではなく次の調整材料になります。
よくある質問
タリーズのコーヒーは1杯に何グラム使いますか?
タリーズ公式の基本は、150〜200mlのお湯に対してコーヒー粉10gです。
初めての場合は10gと180mlで入れ、薄ければ170ml、濃ければ190〜200mlへ調整すると比較しやすくなります。
タリーズのコーヒーを入れるお湯は何度ですか?
タリーズ公式の目安は約90℃です。
深煎り豆で苦味が強い場合は、粉量と湯量を固定し、85〜88℃程度へ下げる方法があります。この温度は家庭向けの調整案であり、フレンチロースト専用の公式指定ではありません。
タリーズの豆はペーパードリップ用にどのくらい挽きますか?
タリーズ公式ページでは、中細挽き、中挽き、細挽き〜中挽きという複数の表現が使われています。
店舗では「ペーパードリップ用」と伝え、自宅のミルでは、お湯が遅すぎれば粗く、速すぎて水っぽければ細かく調整してください。
参考にしたタリーズ公式ページ
以下は2026年8月5日に内容を確認しました。公開日・更新日がページ上に表示されていないものは、確認日のみを記載しています。
- 「タリーズコーヒー豆の美味しい淹れ方」

公開・更新日表示なし/2026年8月5日確認
- 「抽出のポイント」

公開・更新日表示なし/2026年8月5日確認
- 「いろいろな抽出器具と使い方」

公開・更新日表示なし/2026年8月5日確認
- 「家カフェスタイル」

公開・更新日表示なし/2026年8月5日確認
- 「コーヒー豆の保存方法」

公開・更新日表示なし/2026年8月5日確認
- 「ハウスブレンド」商品情報

公開・更新日表示なし/2026年8月5日確認
- 「タリーズの原点『ハウスブレンド』」

2026年7月27日更新/2026年8月5日確認
- 「フレンチロースト」商品情報

公開・更新日表示なし/2026年8月5日確認
公式ページの商品情報や抽出案内は変更される可能性があります。購入時の商品仕様や最新情報は、タリーズコーヒー公式サイトおよび店頭で確認してください。
黒川 珈人(くろかわ・かと)
コーヒーチェーン専門ブロガー|サードプレイス体験設計者|カフェマーケター
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カフェで過ごす時間を、未来の自分に少しだけ使ってみませんか?
ここからはPRを含みます。
カフェでひと息ついている時間に、スマホで少しだけ学べる「副業の入り口」として、無料講座を紹介します。
お気に入りのカフェでコーヒーを飲みながら、ふと「今の働き方、このままでいいのかな」と考えることはありませんか?
副業と聞くと、難しそうに感じるかもしれません。
でも、最初から大きく始める必要はなく、まずはブログ・SNS・物販・コンテンツ販売など、どんな選択肢があるのかを知るだけでも十分です。
いつものカフェ時間が、ただ休むだけの時間から、これからの働き方をゆるく考える時間に変わるかもしれません。
気になる方は、まずは無料講座で「自分にもできそうか」をのぞいてみてください。


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