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『ドトール珈琲農園』の歴史と店舗一覧!1号店がオープンしたのは何年?

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コーヒー農園主の邸宅を思わせる、緑と暖炉のある落ち着いたカフェ店内 ドトール

ドトール珈琲農園の1号店は、2017年10月11日(水)に東京・世田谷区鎌田の多摩堤通り沿いにオープンした。

運営する株式会社ドトールコーヒー(本社・東京都渋谷区、当時の社長は星野正則氏)が発表した公式ニュースリリース(2017年10月10日付)で明らかにされている事実だ。

「コーヒー農園主の邸宅」をイメージした新業態で、いつものドトールコーヒーショップとはまったく違う、ゆったり長居できる大箱カフェとして生まれている。

僕がこの店を初めて訪れたのは、オープンから1年ほど経った頃だった。

「ドトールなのに、なんだかリゾートみたいな店ができたらしい」という噂を耳にして、休みの日にわざわざ多摩堤通りまで足を運んだのを今でも覚えている。

自動ドアをくぐった瞬間、目に飛び込んできたのは薪の入った暖炉と、天井まで届きそうな観葉植物だった。

正直、「ここ本当にドトール?」と何度も看板を確認してしまったほどだ。

注文したのは「ザ・モダンブレンド」。一口含むと、いつものドトールの太くて力強い味とは違う、フローラルな香りとマスカットを思わせる爽やかな酸味が舌の上に広がって、思わず二度見してしまった。

同じ頃によく通っていたコメダ珈琲店の甘くて丸い味わいとも、星乃珈琲店の香ばしいサイフォンコーヒーとも違う、ドトールらしい「価格以上のコスパ感」を残しながら上質さを足してきた味だと感じたのを覚えている。

この記事では、そんな「ドトール珈琲農園」の1号店がいつ・どこで・どんな姿で生まれたのかを、公式リリースの数字を軸に、僕なりの視点で整理してみたい。

ドトール珈琲農園の1号店がオープンしたのは何年何月何日?

結論から言うと、1号店の開業日は2017年10月11日(水)。

運営元は株式会社ドトールコーヒー(本社・東京都渋谷区、社長・星野正則氏〈発表当時〉)で、出店先は東京都世田谷区鎌田4-17-18、多摩堤通り沿いのロードサイド型の大型店舗だ。

これは同社が2017年10月10日付で発表した公式ニュースリリースに基づく事実で、現在も同社サイトのニュースリリースページで閲覧できる。

同リリースによれば、店舗面積は90.7坪、客席数は全112席(うち喫煙20席)、営業時間は7:30〜22:00(L.O.21:30)でスタートしたと明記されている。

この規模感は、僕たちが普段イメージする「駅前の小さなドトール」とはまったく違う。

郊外のロードサイドに、じっくり腰を据えて過ごせる大箱カフェを構えたところに、当時のドトールコーヒーの本気度がにじんでいるように感じる。

コンセプトは「Welcome to the Farm!」。コーヒー農園主の邸宅を訪れたような気分で、極上の一杯とゆったりした時間を味わってほしい、という思いが込められているという。

なお、営業時間はその後見直しが入っており、現在の店舗情報サイトでは平日9:00〜21:00(L.O.20:30)、土日祝8:00〜21:00(L.O.20:30)という時間帯が示されている。

価格・営業時間ともに変更される場合があるため、来店前には公式サイトで確認するのが確実だ。


ドトール珈琲農園とは?普通のドトールと何が違う店なのか

一番の違いは、店内の空間デザインとメニューの厚みにある。

1号店である世田谷多摩堤通り店は、テーマの異なる4つのエリアにゾーニングされているのが特徴だ。

  • テラスエリア:邸宅のエントランスをイメージした、入ってすぐの開放的な空間
  • ファームエリア:邸宅のダイニングルームを思わせるエリア
  • ゴージャスエリア:暖炉や豪華なインテリアを配した、邸宅の居間のような空間
  • パークエリア:子どもやペット連れでも楽しめる、屋外の公園のようなエリア(ドリンクやサンドイッチなどテイクアウト商品のみ利用可)

一人客向けの大テーブルや独立した喫煙室、少人数向けの個室なども備えられており、用途に応じて席を選べる懐の深さがある。

これは僕の解釈だが、「気軽に一杯飲んで出る」ドトールコーヒーショップに対して、「珈琲農園」はわざわざ足を運んで長居したくなる“目的地型”のカフェとして設計されているのだと思う。

コーヒーも、国内工場で自家焙煎したスペシャルティコーヒー豆を使用しているとされ、注文を受けてから一杯ずつサイフォンで抽出するスタイルだったことが、当時の流通ニュースの取材記事で紹介されている。

1号店オープン時点で用意されていたのは、次の4種類のブレンドだ。

  • ザ・ドトールブレンド:ブラジル・コロンビア産中心。ローストナッツのような香りと軽やかな味わい(当時500円)
  • ザ・クラシックブレンド:コロンビア・グアテマラ産中心。ダークチョコレートのような複雑な風味と奥行きのある甘み(当時500円)
  • ザ・モダンブレンド:グアテマラ・エチオピア産中心。フローラルな香りとマスカットのような爽やかな酸味(当時500円)
  • ザ・サードウェーブブレンド:ケニア・グアテマラ産中心。アプリコットのような甘酸っぱさが特徴(当時600円)

価格はその後の税制改定などで見直しが入っているため、正確な現在価格は来店時にメニューで確認してほしい。

フードメニューの充実ぶりも見逃せない。エスプレッソでコクを加えたビーフカレーや、コーヒーとの相性を意識したシーフードパエリアなど、コーヒーショップの枠を超えた一皿が並ぶ。

実際に食べてみると、カレーはスパイスの奥にコーヒーのほろ苦さがふわっと香って、「これはコーヒー屋が本気で作ったカレーだな」と唸らされた記憶がある。

※画像はAIによるイメージ

1号店の開業後、2号店以降はどう広がったのか

1号店の開業からわずか1カ月後、2017年11月には早くも2号店が東京・目黒区の東急東横線「学芸大学」駅前にオープンしている。

このスピード感は、外食業界紙「日本食糧新聞・電子版」の取材記事でも触れられている事実で、本部が新業態にかけた期待の大きさがうかがえる。

その後も出店は着実に続いた。

カフェ情報メディア「@DIME」の2021年6月時点の記事によれば、当時すでに全国13店舗まで拡大していたことが確認できる。

内訳としては、東京都内の複数店舗に加え、埼玉県(大宮駅東口店)、神奈川県(新横浜店)、京都府(ニトリ伏見向島店)、兵庫県(明石魚住店)と、関東を中心にしながらも関西方面へも広がっていたことが読み取れる。

出店エリアを見ていくと、多くが商業施設内やショッピングモール併設型で、家族連れや買い物客が長時間滞在しやすい立地を選んでいる傾向がある。

ロードサイド単独型の1号店とはまた違ったアプローチで、都市部の生活動線に「珈琲農園」を溶け込ませている印象だ。

なお、「ドトール珈琲店」の店名を名乗りながら、珈琲農園に近いメニュー展開をしている店舗(府中店、多摩センター店、川崎ゼロゲート店など)も一部確認されており、本部が業態の境界を状況に応じて柔軟に運用してきたこともうかがえる。


世田谷1号店の建物にまつわる意外な経緯

ここは僕自身、取材を通じて知って驚いたポイントなのだが、世田谷多摩堤通り店の建物は、実は別のカフェチェーンの居抜き物件だったという経緯がある。

外食業界紙「日本食糧新聞・電子版」の記事によれば、この場所はかつてセブン&アイ・フードシステムズが既存の「デニーズ」を「白ヤギ珈琲店」に業態転換して営業していた場所だったという。

ところが白ヤギ珈琲店は2年足らずで撤退。

その後、店舗デザインは大幅に変更されたものの、建物躯体はほぼそのまま活用される形で「ドトール珈琲農園」が誕生したとされている。

実際に来店した人の口コミの中にも「デニーズ→白ヤギ珈琲店→ドトール珈琲農園と店の移り変わりが激しい立地」という声が見つかり、地元では以前から知られたエピソードのようだ。

同紙は、この新業態がグループ内の「星乃珈琲店」のようなゆったり滞在型スタイルに近いと評しつつ、ドトールコーヒーショップならではの独自メニューの魅力が新業態でも失われないでほしい、という趣旨の期待を寄せている。

僕としても、この視点にはうなずける部分が多い。

ゆったり系カフェ市場は競合がひしめく激戦区であり、「農園」というコンセプトだけでなく、味とメニューの独自性こそが長く愛される店の分かれ目になると感じている。

※画像はAIによるイメージ

ドトール珈琲農園という名前は、ハワイの自社農園と関係があるのか

少し話は広がるが、ドトールコーヒーはハワイ島コナ地区に自社農園「マウカメドウズ」を持っていることも、ブランドの背景として押さえておきたい事実だ。

公式サイトのストーリーによれば、1991年に海側の「マウカメドウズ・オーシャン」を、1995年には隣接する山側の「マウカメドウズ・マウンテン」を取得しており、両方合わせると東京ドームおよそ16個分に相当する広大なコーヒー農園になっているという。

世界三大コーヒーの一つに数えられる希少なコナ・コーヒーを、自社農園で育てているわけだ。

「ドトール珈琲農園」という店名そのものが、こうした“自社で農園を持つ”ブランドの世界観を体現するために名付けられたのではないか、と個人的には感じている。

名前の由来を知ってから訪れると、一杯のコーヒーの味わい方が少し変わってくるかもしれない。

これは、コーヒーチェーン各社を長く追ってきた立場から加えたい、この記事ならではの視点だ。


現在、店舗数はどのくらい広がっているのか

先に触れた通り、2021年6月時点で全国13店舗だったことは業界メディアの記事で確認できている。

その後も出店は続いているとみられ、2026年1月に投稿された個人ブログでの言及では「全国に16店舗あるようです」という情報も見つかったが、これはあくまで一利用者の観察であり、公式な集計データではない点は正直に書いておきたい。

ドトールコーヒーは公式サイト上に、珈琲農園と珈琲店をまとめて検索できる店舗検索ページを常設しており、都道府県・市区町村で絞り込んで最新の出店状況を確認できる仕組みを持っている。

このページはJavaScriptで店舗件数が動的に表示される作りのため、記事内に固定の店舗数を書いても、公開後すぐに古い情報になってしまう可能性が高い。

だからこそ、この記事では店舗数を断定せず、「現在の正確な店舗数・所在地は、ドトールコーヒー公式サイトの店舗検索ページで確認する」ことを読者にすすめたい。

エリア・県名で絞り込みができるので、近くに店舗があるか調べる際にはぜひ活用してほしい。


考察:ドトール珈琲農園が生まれた背景と今後の見通し

ここからは、長年チェーンカフェを見続けてきた立場からの私見を書かせてもらいたい。

ドトール珈琲農園が誕生した2017年前後は、コメダ珈琲店の成功をきっかけに、ゆったり滞在型のカフェ業態が外食各社で相次いで生まれた時期だった。

星乃珈琲店、高倉町珈琲などもこの流れの中で存在感を強めており、ドトールコーヒーもまた、従来の「立ち寄り型」ブランドだけでは取りこぼしていた客層——じっくり食事をしながら長時間滞在したい層——を狙って、この新業態を投入したのだと筆者は考えている。

特に興味深いのは、1号店がロードサイドの郊外立地だったのに対し、2号店以降は駅前や商業施設内への出店が目立つようになった点だ。

これは、当初想定していた郊外のファミリー層だけでなく、都市部の買い物客やビジネスパーソンにも「珈琲農園」というブランドの需要があると判断された結果ではないかと推測される。

また、スペシャルティコーヒー豆の使用や、ドリンクとフードを一体で楽しませる構成など、味づくりへのこだわりを前面に出している点も見逃せない。

ドトールコーヒーショップが長年培ってきた「手頃な価格で質の高いコーヒーを」というDNAを、より上質な体験として再構築したのが「珈琲農園」なのだと、筆者としては受け止めている。

今後については、店舗数がまだ十数店舗規模にとどまっているとみられることを踏まえると、急速な多店舗展開というより、立地や商圏をじっくり見極めながら着実に広げていくフェーズが続くのではないかと予想している。

ゆったり系カフェ市場は競合も多いだけに、「農園」というコンセプトの独自性をどこまで磨き続けられるかが、今後の鍵になりそうだと個人的には感じている。


まとめ

ドトール珈琲農園の1号店は、2017年10月11日に東京・世田谷の多摩堤通りにオープンした。

店舗面積90.7坪、客席数112席というロードサイド型の大箱カフェで、コーヒー農園主の邸宅をイメージした4つのエリア構成、スペシャルティコーヒー、充実したフードメニューが大きな特徴だ。

1カ月後には学芸大学駅前に2号店が誕生し、その後は関東を中心に店舗網を広げてきた。世田谷1号店の建物には、実は別チェーンの居抜きという意外な経緯もあった。

現在の正確な店舗数は変動するため、来店前には必ず公式サイトの店舗検索で最新情報を確認してほしい。

一杯のコーヒーのために、わざわざ足を運びたくなる場所。それが「ドトール珈琲農園」という新業態の、いちばんの魅力なのだと僕は思う。


よくある質問

ドトール珈琲農園の1号店はどこにありますか?

東京都世田谷区鎌田4-17-18、多摩堤通り沿いの「世田谷多摩堤通り店」が1号店です。2017年10月11日にオープンしました。

ドトール珈琲農園と普通のドトールコーヒーショップは何が違いますか?

農園は邸宅をイメージした4エリア構成の内装と、スペシャルティコーヒー、カレーやパエリアなどの充実したフードメニューが特徴です。一般的なドトールコーヒーショップより滞在時間が長くなりやすい造りになっています。

ドトール珈琲農園は現在何店舗ありますか?

2021年6月時点で全国13店舗だったことが業界メディアの記事で確認できていますが、その後も出店が続いているとみられます。正確な最新の店舗数・所在地は、ドトールコーヒー公式サイトの店舗検索ページで確認するのがおすすめです。

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