コメダのモーニングは有料化されていません。2025年改定後は、ドリンク代の上昇分だけ朝の会計が増えます。
無料サービスは開店から午前11時まで継続中です。ただし、ドリンク価格は店舗によって異なるため、コメダのモーニングに全国一律の料金はありません。
最初に、2026年8月29日時点で確認できる要点をまとめます。
- 価格改定日:2025年6月26日
- 無料モーニング:開店から午前11時まで継続
- 基本の支払額:利用店舗のドリンク価格
- コメダブレンドの公式価格帯:460円~700円
- 店舗間の最大価格差:公式価格帯では240円
- サラダやヨーグルトなど:追加注文すれば別料金
この記事では、コメダ珈琲店の公式情報と第三者メディアの報道を分け、値上げ後の料金、店舗差、実際の会計方法を整理します。
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コメダのモーニングは値上げした?無料サービスは継続中

値上げされたのは主にドリンクなどの商品価格であり、モーニングサービス自体が有料になったわけではありません。
コメダ珈琲店の公式「モーニングサービス」を2026年8月29日に確認すると、毎朝の開店時間から午前11時まで、ドリンクを注文した人にパンと選択品を無料で提供する仕組みが案内されています。
選べるパンは、次の2種類です。
- 山食パンのトースト
- ローブパン
山食パンは表面の香ばしさと厚みを楽しみやすく、ローブパンは丸みのある形と柔らかな口当たりが特徴です。
さらに、パンと組み合わせる選択品として、ゆで玉子、手作りたまごペースト、コメダ特製おぐらあんなどが案内されています。
パンに付けるものも、バターまたはマーガリン、いちごジャム、ぬる豆乳などから選択可能です。ただし、取り扱うパンや選択品、組み合わせは店舗によって異なる場合があります。
値上げ後の支払額はどう計算する?
無料モーニングだけを利用する場合、会計の考え方はシンプルです。
基本の支払額=利用店舗のドリンク価格
サラダやヨーグルトなどを追加する場合は、次のようになります。
合計額=ドリンク価格+追加したサイドメニューの料金
たとえば、コメダブレンドが560円の店舗で、山食パンとゆで玉子の無料モーニングを付けた場合、追加注文がなければ会計は560円です。
パン代とゆで玉子代が、それぞれ別に加算されるわけではありません。
一方、コメダブレンドが700円の店舗なら、同じ無料モーニングを選んでも会計は700円です。両者の140円差は、モーニングの内容ではなくドリンクの店舗価格によって生まれます。
ここを混同すると、「モーニングが有料になった」「パンの料金が上がった」という誤解につながります。
正確には、無料モーニングを受けるために注文するドリンクの価格が改定され、結果として朝の支払額が増えたということです。
2025年6月26日の価格改定で何が変わった?
コメダ珈琲店は、2025年6月26日木曜日から一部商品の価格を改定しました。
コメダ珈琲店が2025年6月に公表した「価格改定のお知らせ」では、改定理由として原材料費、エネルギーコスト、物流費などの高騰が挙げられています。
コーヒー豆や牛乳だけでなく、店舗への配送、調理や抽出に使う電気・ガス、食器の洗浄など、一杯を客席へ届けるまでの幅広い費用が上昇していたことになります。
ただし、公式の価格改定告知は、すべての店舗について旧価格と新価格を並べた一覧表ではありません。
そのため、インターネット上で紹介されている「コメダブレンドは20円」「カフェオーレは40円上がった」という情報を、全国一律の値上げ額として扱うのは不正確です。
20円・40円の値上げ情報は公式発表なのか
東京バーゲンマニアが2025年6月16日に公開した価格改定の記事では、当時確認されたメニュー価格の比較として、次のような値上げ例が紹介されました。
商品の例 第三者メディアが紹介した上昇幅 情報の扱い
コメダブレンド、アメリカン、アイスコーヒーなど 20円の上昇例 全国一律の公式料金表ではない
カフェオーレ、ミルクコーヒー、アイスオーレなど 40円の上昇例 全国一律の公式料金表ではない
ホットミルク、アイスミルクなど 40円の上昇例 全国一律の公式料金表ではない
これは、コメダ珈琲店の公式告知に掲載された商品別値上げ表ではなく、東京バーゲンマニアによる第三者情報です。
また、同記事だけでは全国の各店舗について、店舗名、旧価格、新価格を一対一で追跡できません。そのため、本記事では20円・40円を「確認された価格例」として扱い、特定店舗や全国共通の改定幅とは断定しません。
同じ店舗における正確な値上げ額を調べるには、同一商品について、2025年6月25日までの旧メニューと6月26日以降の新メニューを比較する必要があります。
なお、ミルクを使用するドリンクで40円の上昇例が紹介されたことから、牛乳価格だけが原因だと考える人もいるかもしれません。
しかし、コメダが公式に示した理由は、原材料費、エネルギーコスト、物流費などの高騰です。「牛乳だけが原因で40円上がった」とまでは断定できません。
フルサービスの維持も価格に関係している?
ここからは、コーヒーチェーンを見続けてきた僕の分析です。コメダが「接客や滞在体験を守るために値上げした」と公式に説明したわけではありません。
その前提で考えると、コメダの価格はカップの中身だけで決まっているとは考えにくいものがあります。
コメダは、利用者がカウンターで商品を受け取り、食器を返却するセルフサービス型ではありません。スタッフが客席で注文を受け、ドリンクやフードをテーブルまで運ぶフルサービス型の喫茶店です。
温かなパンが皿に乗り、コーヒーの香りが席まで運ばれてくる。新聞を広げる人、出勤前に予定を確認する人、家族と静かに朝食を取る人まで受け止める空間には、原材料以外の運営費もかかります。
僕は、無料モーニングを残しながらドリンク価格を調整した背景には、こうした店舗運営全体のコストも関係している可能性があると考えます。
ただし、これは公式発表を業態構造と結び付けた筆者の見方です。コメダ側が公表していない個別の原価や経営判断まで、外部から断定することはできません。
コメダのモーニング料金は店舗ごとにいくら違う?

2026年8月29日に公式Webメニューを確認したところ、コメダブレンドの価格帯は460円~700円でした。
同じ商品でも、公式に表示された価格帯の最安値と最高値には240円の差があります。無料モーニングだけを付ける場合、このドリンク価格の差がそのまま朝の会計差になります。
カフェオーレの公式価格帯は500円~740円です。こちらも店舗によって最大240円の幅があります。
ドリンク 公式価格帯 無料モーニング利用時の基本会計
コメダブレンド 460円~700円 460円~700円
カフェオーレ 500円~740円 500円~740円
価格帯は、コメダ珈琲店公式のドリンクメニューに表示された全国の販売価格の幅です。
最低価格の店舗と最高価格の店舗が同一地域にあるという意味ではなく、すべての価格帯に多数の店舗が存在することを示すものでもありません。
本店ではコメダブレンドが560円
2026年8月29日にコメダ珈琲店公式サイトで「本店」を指定してメニューを確認したところ、コメダブレンドは560円と表示されました。
この560円は、全国共通価格ではなく、店舗指定後の公式メニューで確認した本店の価格です。
一方、以前の記事に記載していた「渋谷宮益坂上店は700円」という店舗例は、第三者サイトの店舗メニュー情報を含む確認であり、2026年8月29日時点の公式店舗指定メニューだけでは同じ条件で再検証できませんでした。
そのため、今回の記事では渋谷宮益坂上店の価格を確定的な店舗例として使用しません。
公式メニューが示す700円という上限は確認できますが、「どの店舗が現在700円なのか」は、利用前に公式サイトで店舗を指定して確かめるのが安全です。
このように、価格を比較するときは情報の種類を分ける必要があります。
- 公式価格帯:全国で設定されている販売価格の幅
- 店舗指定価格:公式サイトで特定店舗を選んだ後の表示価格
- 第三者情報:ニュース記事やメニュー投稿サイトなどの価格
- 価格改定幅:同じ店舗・同じ商品を改定前後で比べた差
- 店舗間価格差:同じ時点で異なる店舗を比べた差
普段利用する店より、旅行先の店が100円高かったとしても、その100円すべてが2025年6月26日の値上げによって生じたとは限りません。
もともとの店舗差が80円あり、今回の価格改定による上昇が20円だった可能性もあります。反対に、両店舗の改定幅が同じでも、改定前から価格差があった可能性があります。
価格改定と店舗差は、別々の数字として読むことが重要です。
なぜ店舗によって料金が違うのか
コメダ珈琲店の公式メニューには、店舗によってメニューと価格が異なることが明記されています。
ただし、各店舗の価格が異なる詳しい理由や、賃料、人件費、物流費などの内訳までは公表されていません。
一般論としては、店舗の立地、賃料、営業時間、人員配置、設備、物流条件などが価格設定に影響する可能性があります。
しかし、「都心だから高い」「家賃が高いからこの価格になった」と、特定店舗の事情を一つの理由だけで説明することはできません。
僕が店舗差で注目したいのは、単純な安さだけではなく、その店で受け取れる利便性との釣り合いです。
駅前店なら移動時間を短縮でき、郊外店なら駐車場や広い座席を利用できることがあります。同じコメダブレンドでも、利用者が買っているのはコーヒー液だけではなく、立地や席、サービスを含む朝の時間だからです。
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サイドメニューを追加した場合の合計料金はいくら?
無料モーニングにサラダやヨーグルトを加えると、その商品の料金がドリンク代に上乗せされます。
2026年8月29日に公式メニューで確認できた主な朝の追加メニューは、次のとおりです。
朝の追加メニュー 公式価格帯 主な条件
自家製コールスローサラダ 200円~260円 開店~午前11時限定、単品注文不可
北海道生乳100%ヨーグルト(はちみつ添え) 170円~230円 開店~午前11時限定、単品注文不可
ミニサラダ 270円~300円 別料金
たとえば、コメダブレンドが560円の店舗で、220円の自家製コールスローサラダを付けた場合、合計は780円です。
無料モーニングだけなら560円なので、追加したサイドメニューの220円がそのまま会計に加わります。
「無料モーニングなのに思っていたより高かった」という場合は、次の3点を確認してください。
- 注文したドリンクの店舗価格
- サイドメニューの追加有無
- たっぷりサイズなど、追加料金が必要な商品を選んでいないか
自家製コールスローサラダと北海道生乳100%ヨーグルトは、開店から午前11時までの限定商品で、単品では注文できません。
沖縄県の店舗では、「北海道生乳100%ヨーグルト」の代わりに「さわやかヨーグルト(はちみつがけ)」が案内されています。
はちみつを使用する商品は、1歳未満の乳児に与えないよう注意が必要です。取り扱い状況と価格は店舗で異なる可能性があるため、最新情報は利用店舗のメニューで確認してください。
値上げ後のモーニングをどう選ぶ?
予算を抑えたい日は、午前11時までに対象ドリンクを注文し、無料モーニングの範囲に収めるのが最も分かりやすい方法です。
山食パンまたはローブパンに、ゆで玉子などの選択品を組み合わせるだけなら、基本的な支払額はドリンク代です。
サイドメニューを付ければ朝食としての充実感は増しますが、会計も上がります。注文前に「今日は軽く済ませる日か、しっかり食べる日か」を決めておくと選びやすくなります。
コーヒーチケットやKOMECAは使うべき?
同じ店舗へ頻繁に通う人は、コーヒーチケットも比較対象になります。
コメダ公式の案内では、コーヒーチケットは購入店舗のみで利用でき、販売価格や対象商品は店舗によって異なります。有効期限はありませんが、一部店舗では取り扱っておらず、商品によって追加料金が必要です。
KOMECAは対象店舗で利用できるチャージ式プリペイドカードで、2026年8月29日の公式案内では通常1%還元です。
チケットは店舗限定、KOMECAは会計額に応じたポイント還元という違いがあります。制度の条件は変わる可能性があるため、利用前に公式案内と店舗で確認してください。
コメダの値上げと店舗差をどう評価する?

ここからは、コーヒーチェーン専門ブロガーとしての僕の私見です。
コメダのモーニングを「パンと玉子が無料だから得」「ドリンクが高いから損」という二択だけで評価すると、このサービスの特徴を十分に捉えられません。
コメダが提供しているのは、ドリンク、朝食、テーブルサービス、座席、店内で過ごす時間を一つにまとめた喫茶体験です。
席に届いたコーヒーから湯気が立ち、トーストの表面から香ばしい匂いがほどけていく。その数十分で頭を仕事へ切り替えられる人にとっては、朝食の量だけでは測れない価値があります。
一方、繰り返し利用する人にとって、20円や40円の上昇例は無視できない金額です。
仮に1回40円の上昇した店舗を週5回、4週間利用すれば、増加額は800円になります。これは1か月を4週間として計算した簡易試算であり、実際の営業日数や来店回数によって変わります。
だからこそ、「数十円だから気にする必要はない」と利用者の負担感を切り捨てるべきではありません。
僕が値上げ後に確認したいのは、金額だけでなく提供品質との釣り合いです。
パンが温かな状態で届くか、ドリンクの味が安定しているか、テーブルや店内が清潔に保たれているか、混雑時にも接客が大きく崩れていないか。こうした体験が維持されてこそ、価格改定への納得感も生まれます。
これは公式見解ではなく、フルサービス型チェーンを継続的に観察してきた筆者としての評価です。
店舗差についても、高い店舗を一律に「損」、安い店舗を「得」とは決められません。
駅前で移動時間を短縮できる700円と、車で訪れやすく広い席を使える560円では、価格以外に受け取っている価値が違います。重要なのは、自分が利用する時間帯と目的に、その店の価格が合っているかどうかです。
ただし、コメダブレンドに460円~700円という幅がある以上、利用者が来店前に料金を把握しやすい情報設計は欠かせません。
個人的には、公式の店舗ページやアプリで、主要ドリンクの価格だけでなく「無料モーニング利用時の基本会計」がより見つけやすく表示されると、店舗差への戸惑いは減ると考えます。
今後、原材料費、物流費、エネルギーコストなどがさらに上昇すれば、価格が再び見直される可能性はあります。
ただし、2026年8月29日時点で、次回の価格改定日や具体的な値上げ額を示す公式情報は確認できません。根拠のない予測ではなく、公式発表と利用店舗のメニューを基準に判断するのが確実です。
まとめ
コメダのモーニングは有料化されておらず、開店から午前11時まで、対象ドリンクの注文でパンと選択品を無料で付けられます。
2025年6月26日の価格改定後に朝の会計が上がった主な理由は、モーニングの有料化ではなく、注文するドリンクなどの商品価格が見直されたためです。
2026年8月29日確認の公式価格帯では、コメダブレンドは460円~700円。無料モーニングだけなら、この店舗別ドリンク価格が基本的な支払額になります。
20円・40円という値上げ幅は第三者メディアが紹介した商品例であり、全国一律の公式改定額ではありません。正確な料金は、コメダ公式サイトで利用店舗を指定して確認してください。
よくある質問
コメダのモーニングは有料になったのですか?
有料化されていません。
開店から午前11時までに対象ドリンクを注文すると、山食パンまたはローブパンと、ゆで玉子などの選択品を無料で付けられます。
コメダのモーニングはいくらですか?
全国共通の固定料金はありません。
無料モーニングだけを利用する場合、基本的な支払額は利用店舗のドリンク価格です。2026年8月29日確認の公式価格帯では、コメダブレンドは460円~700円でした。
2025年の値上げで何円高くなりましたか?
第三者メディアでは、コメダブレンドなどが20円、カフェオーレなどが40円上昇した例が紹介されました。
ただし、これは全国一律の公式値上げ表ではありません。正確な改定額を確認するには、同じ店舗・同じ商品の改定前後価格を比較する必要があります。
執筆:黒川 珈人(コーヒーチェーン専門ブロガー|サードプレイス体験設計者|カフェマーケター)
確認資料:コメダ珈琲店「価格改定のお知らせ」(2025年6月)/コメダ珈琲店公式「モーニングサービス」「ドリンクメニュー」「コーヒーチケット」「コメカ」(2026年8月29日確認)/東京バーゲンマニア「コメダ珈琲店の価格改定に関する記事」(2025年6月16日公開)
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